Mami 夢 Memo

現役大学生のメモ的読書レビュー(その他オムニバス)

【マナー以前の問題】美味しい料理をカメラで食べる君たちへ

こんにちは、mamiです。

 

先日友人とカフェに行って、ケーキを食べてきました。

今回は、こうしたおしゃれカフェで多発する

「美味しいもの食べてるなう」用の食事撮影について、

論じていきたいと思います。

 

 

どうしても気になる食べ物撮影

「料理 撮る イラスト」の画像検索結果

外食、特にパンケーキとかパスタのようなおしゃれな場面でこそ、

多発する行為があります。

それは、

「出てきた料理を食べる前にスマホで撮ること。」

 

私の周りにも、ケーキが運ばれてくるとまずスマホを出す輩がいます。

 

先日サークル仲間といったカフェ会は、

参加者7人のうち5人が一斉にスマホを出して撮影会。

周囲でアフタヌーンティーをたしなむマダムたちの視線が集まります。

正直非常に恥ずかしかったです。

 

食べ物を記録に残してどうしたいのか

「SNS イラスト」の画像検索結果

おそらくこうした写真をどうするのかと問われれば、

Twitterにアップしたい」「ブログに乗せたい」

「明日友達に自慢したい」といった答えが返ってくるはずです。

 

現にケーキを食べていた友達が、後日ラインのアイコン画像として

ケーキをアップしていたことなどざらにあります。

 

ですが、ツイートした画像や友達に見せた写真は、

一瞬のご披露で終わってしまうことが多いです。

タイムラインも人の記憶も常に更新されるわけですから。

 

ブログはどうかというと、これもまた効果は薄いように思います。

例えば旅行の思い出を記事にして、

建物や記念物の写真と一緒にグルメ画像を載せれば、

読者は「お、おいしそう!今度行ったとき食べようかな」と感じるかもしれません。

 

ですが、私からすれば他人の食べているものの写真は

「おいしそうだけど見ててもおいしくない」

と思うのです。

 

食べ物はその場で楽しむからおいしい

現在、SNSのおかげで世界の情報がリアルタイムにわかる世の中になりました。

しかし、今のところ「地球の反対側にある食べ物を今すぐ食べる」技術は

開発されていません。

ということは、何かおいしいものを食べられるのは、

その場にいる自分の特権ということになります。

 

以前どこかで、タレントの阿川佐和子さんのエッセイを読みました。

 

阿川さんが取材であるレストランに入った際、

とても美味しそうな料理が運ばれてきました。

とてもワクワクしながら一口とって、食べようとします。

 

ところが、そこでスタッフさんからストップがかかったのです。

「食べる直前を記事用に撮りたいから、そこで一回止まってください」と。

関連画像

 

その後数枚の写真を撮られた阿川さんは、

料理に物足りなさを感じながら食べたそうです。

 

その時のことを述べた彼女の言葉が、とても印象的でした。

「カメラに食べ物の美味しいところを

吸い取られてしまったような気がした」

 

私は、スマホで料理を撮影してから食べる人を見るたび、

この言葉を思い出します。

「せっかくあったかい状態で出てきた、

出来立ての料理のおいしさを半減させているんだなあ」

と、何度思ったことか。

 

SNSにシェアすれば、おいしさを周囲の人に伝えられると思うかもしれませんが、

それは間違いだと思います。

 

見た人はあくまで「おいしそうだなあ」とイメージするだけであって、

本当のおいしさを味わえるのは自分しかいないのです。

それなのに、自分だけが得られる「美味しい」の感動を無駄に引き下げるのは、

もったいないです。

 

「食べる喜び>シェアする喜び」を大切にフランスパンを食べる男の子のイラスト

食べるって、すごく幸せなことです。

いい香り、食欲をそそる見栄え、そして口の中に広がるおいしさ。

 

五感をフル活用して食べることを楽しむって、

人間が一番欠かしてはいけないことだと思います。

 

他人の「いいね」は満足を得られますが、

自分の心を豊かにして、お腹もいっぱいにしてくれる食事には適いません。

 

もし美しいパフェやふわふわパンケーキ、

鮮やかなパスタを今度撮りたくなったときは、

スマホを出す前に一度香りを楽しんでみてください。

 

ついでに小声で「ああ、おいしそう」と呟いてみましょう。

そうすれば、おのずと本能的な「食べて喜ぶ」楽しさを

思い出すはずです。